長文読解 スルスル読めるようになるコツ2つあります!

こんにちは!

 

ママのための英検専門対策講座

 

英検1級講師のゆみえです。

 

今回は、英検の読解問題の英文をスラスラ読むためのトレーニングを

紹介します。

 

 

この記事を読むと、

 

英検2級 準2級に限らず、

 

☑英文を読むときのコツがわかる

 

☑出てきた単語の順番で読むので、時間がかからない

 

☑この方法で練習すればスラスラ読む力が身に付きます。

 

 

逆にこの記事を読まないで勉強していると、

 

☑長い文章になると、どこが主語でどこが動詞かわからなくて迷子になる

 

☑最後まで読んでからでないと意味を組み立てられない

 

☑結果、読むのに時間がかかってしまう

 

ぜひ、スラスラ読めるようにトレーニングしましょう!

 

 

 

英検には、

 

大問1の単語穴埋め

 

大問2 長文の空所穴埋め

 

大問3 長文読解 内容一致

 

があります。

 

長文を読むために必要なスキルは

 

① 単語

 

② 文法

 

です。

 

わからない単語が出てきたときに、

 

「これ何だろう?」と思考がストップしてしまうことありますよね。

 

英検の問題は、必ず一つや二つ、知らない単語が出てきます。

 

そこでいちいち立ち止まっていたら時間が足りなくなります。

 

そして、英検に出る長文は、歴史や環境、教育問題、IT関連など、

 

話題が多岐にわたります。

 

わからない単語、知らない単語が出てきたらどうすればよいのでしょう?

 

 

 

 

長文で「知らない単語」が出てきたときのコツは2つです!

 

1 そのまま読み続ける(意味を考えずに)

 

2 前後の文章から憶測する

 

全体の半分もわからないようだと、単語からしっかり覚えなおす必要がありますが、

 

全体の7割くらいはわかるのであれば、文章の前後から

 

予想を立てて読むことも可能です。

 

私の場合、わからない単語はそのまま読み進めます。

 

わからない単語は考えてもわからないので・・・

 

 

例えば下記の例文です

 

 

 



2021年3回 2級過去問より

 

The music of the German composer Ludwig van Beethoven has given happiness to generations of listeners.

 

語順のまま読んでみます。

 

「そのドイツの音楽の 作曲家 ルートビヒ ヴァン ベートーヴェンは 与えた 幸福を 何世代ものリスナーに」

 

ここでcomposerがわからなくても、music Beethovenと出てきたので、

 

音楽関係の用語なんだな、とわかれば読み飛ばしてOKです。

 

However, as is well known, Beethoven began to lose his own hearing in his late 20s.

 

「しかし よく知られているように ベートーヴェンは始まった 失うことを 彼の張力を 彼の20代後半に」

 

By the time he was 44, he was deaf and could hear hardly any sounds at all.

 

「その時 彼が44歳だった その時まで  彼は耳は不自由だった

 

そしてほとんど聞こえなかった どんな音も すべて」

 

deaf がわからなくても、前の分で to lose his own hearing と書いてあり

 

後ろに could hear hardly any sounds at all. とあるので

 

聞こえない、聴力に関係することだと推測して読み進めます。

 

いかがでしょうか?

 

慣れるまでは語順通りに読むと、意味が分かりにくくなりますよね。

 

 

 

ここでポイントは、

 

日本語の倒置法で話してるように 解釈すること」です!

 

先ほどの文章を倒置法のように書いてみます。

 

そして途中に、話し言葉のように「ね」「なのね」を挟んでみます。

 

 

「そのドイツの音楽のね  作曲家 ルートビヒ ヴァン ベートーヴェンはね 与えたのね 幸福を 何世代ものリスナーに」

 

「しかし よく知られているようにね ベートーヴェンは始まったのね 失うことをね 彼の張力を 彼の20代後半に」

 

「彼が44歳だった その時までにね  彼は耳は不自由だったのね

 

そしてほとんど聞こえなかったのね どんな音も すべて」

 

 

いかがでしょう?

 

話し言葉のように、途中に「ね」「なのね」「なのよね」を入れて読めましたか?

 

こうすると、きれいな日本語にしなくても理解できるのではないでしょうか?

 

続きをやってみましょう。

 

 

(   21   ),he did not stop writing music, and some of his most famous works were composed  after he had lost his hearing.

 

「(  21  )、彼は辞めなかったのね 書くこと 音楽を そしていくつかの 彼のもっとも有名な作品は作られたのね 後にね 彼が失った 彼の聴力をね」

 

ちなみに、(21)の選択肢は

 

1  Even so      たとえそうであっても

2    Rather   むしろ

3    For once  一度

4    Therefore  したがって

 

答えは 1 Even so 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

 

長文を読む際には、

 

「知らない単語」が出てきても

 

1 そのまま読み続ける(意味を考えずに)

 

2 前後の文章から憶測する

 

そして語順のまま日本語の倒置法で話してるように

 

読み進めることがポイントです!

 

慣れるまでたくさんの英文を読んでいきましょう!